【2024年最新】地方移住で100万円以上もらえる!?地方移住支援制度について二拠点生活実践者が解説!

taka

こんにちは!会社員をしながら二拠点生活をしているtakaです

悩んでる人

二拠点生活ってお金がかかりそう・・・

二拠点生活を検討されている方の中には、お金の面を心配されている方も多くおられるのではないでしょうか?

そんな中「東京圏から地方への移住者に対する支援金を引き上げます!」という記事が話題になっています。

そこで今回、そもそもこの「地方移住支援制度」とはなんなのか?受給条件や支援内容はどのようなものなのか?
実際に二拠点生活をしている私の視点から解説したいと思います。

こんな方にオススメ
  • 現在、東京圏から地方への移住を検討している方
  • すでに東京圏から地方への移住をされた方(1年以内)
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taka

二拠点生活をテーマに情報発信しています。

現在は、一般企業でエンジニアとして働きながら、二つの拠点で妻と5歳男子の三人で暮らしています。

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二拠点生活(デュアルライフ)とは【2つの地域に住んで生活を行うライフスタイル】

二拠点生活(デュアルライフ)とは「都市部と地方」や「自宅と別荘」など、二つの地域に住んで生活を行うライフスタイルのことです。

コロナ禍以降、二拠点生活をする人々が増えています。次のような要因が挙げられます。

  • テレワークが一般化したことで、二拠点生活を選択しやすくなった
  • 自分らしいライフスタイルを重要視する人が増えた
  • 地方で自然に囲まれてゆったりとした時間を楽しみたい人が増えた

実際、私自身はもちろんのこと、私の友人・知人でも二拠点生活を始めた方が増えています。

このように二拠点生活は、都市部と地方の利点を活用しながら、効率的かつ豊かな生活を送ることができるライフスタイルです。

詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

結論:東京圏から地方移住を検討されている方・移住して1年以内の方はぜひ申請を!

いきなり結論ですが、東京圏からの地方移住を検討されている方・移住されて1年以内の方は、ぜひ申請をご検討ください

特に移住支援金については、条件が当てはまっていれば、申請書を提出するだけで100万以上の支援金を受け取ることができます

ちなみにこの事業は2024年度までの期間限定です。お早めに申請をご検討ください!

地方創生移住支援事業・地方創生起業支援事業とは?

どんな事業?

そもそも、今回話題となっている「地方創生移住支援事業」「地方創生起業支援事業」とは、どんな制度なのでしょうか?

「地方創生移住支援事業地方創生起業支援事業」とは、地方での起業や東京圏からUIJターンにより起業・就業をする方へ支援金を支給する地方公共団体の取組を支援するための支援事業のことです。

「地方創生移住支援事業・地方創生起業支援事業」のそれぞれの特徴は以下の通りです。

ちなみに「地方創生移住支援事業」については、2023年度からこれまで子ども一人に対する支援金が30万円から100万円に一気に増額されました。

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例えば、4人家族で移住+起業した場合は最大500万円なのでかなり大きな額ですよね!

対象となる移住先は?

この支援事業は東京圏内から地方への移住が対象です。逆に言うと、東京圏内での移住は対象外なので注意が必要です。

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例えば、移住先として人気な神奈川県鎌倉市は対象外です!

また、地方公共団体が主体となって実施するものなので、移住先の自治体が本事業に参加していなければ、そもそも支援を受けることはできません

もし、すでに移住先に目星をつけられている方は、こちらのリストを確認して、まずは移住先の自治体が本事業に参加しているのかを確認してください。

地方創生移住支援事業とは?【東京から地方への移住者に対する補助金】

受給の条件は?

こちらの制度、基本的にはこれからご紹介する条件となっていますが、実際には都道府県・市町村が共同で運用することになっているため、運用する地方公共団体によって細かい条件が異なります。

すでに移住先の目星をつけられている方は「各自治体名+地方創生移住支援事業」で検索し、詳細をご確認ください。

対象者は?

対象となるのは、以下の方々です。

taka

ちなみに大学への通学のために居住されていた期間も含まれますので、条件に当てはまる方は多いのではないでしょうか?

仕事に関する条件は?

移住先で、以下の条件に当てはまる仕事についていることが条件です。

taka

現在の就業先がすでにフルリモート対応されている方は、
条件に当てはまりやすいのではないでしょうか?

居住期間に関する条件は?

居住期間については「申請後5年以上 継続して移住先市町村に居住する意思があること」とされています。

ちなみに「5年以上継続して居住する意思がある」ってどうやって証明するの?と思われるかもしれませんが、多くの自治体では申請書にチェック欄を設けているだけのようです。

あくまでも「その時点の意思の確認」なので、居住しているうちに色々な事情で住めなくなってしまう場合は考慮しなくても良いようです。ただし、最初から長く住む気がないのにチェックをつけるなど、虚偽の内容を記載しないようにしてください!

いつ・どうやって申請するの?

移住支援金の申請は、移住して就業等したのち、移住先の市町村に申請することで、市町村より移住者に移住支援金が支給されます。

申請期間は転入後3か月以上1年以内に行うこと、とされていますので、1年以内であればすでに転入されている方でも申請可能です。

地方創生起業支援事業とは?【地方で起業する方に対する補助金】

地方創生起業支援事業は、以下のように説明されています。

地方創生起業支援事業とは、都道府県が、地域の課題解決に資する社会的事業を新たに起業等する方を対象に、起業等のための伴走支援と事業費への助成(最大200万円)を通して、効果的な起業等を促進し、地域課題の解決を通して地方創生を実現することを目的とした事業です。

引用:内閣官房・内閣府統合サイト

受給の条件は?

基本的には「地方で新たに起業する場合」もしくは「地方で事業継承を行う場合」が受給の条件になっています。

ちなみに、こちらは都道府県が主体となって実施するため、都道府県によって受給条件など異なります。

すでに移住先の目星をつけられている方は「各自治体名+地方創生推進交付金」で検索し、詳細をご確認ください。

新たに起業する場合の条件は?

新たに起業する場合は、以下3つの条件を全てを満たすことが求められています。

  • 東京圏以外の道府県又は東京圏内の 条件不利地域において社会的事業の起業を行うこと。
  • 国の交付決定日以降、補助事業期間完了日までに、個人開業届又は法人の設立を行うこと。
  • 起業地の都道府県内に居住していること、又は居住する予定であること。
引用:内閣官房・内閣府統合サイト

3の条件については、そもそも地方移住が前提なので、こちらは特に問題ないですね。

2の条件については、個人開業届だけでもOKなので、それほどハードルは高くないように思います。

1の条件にある「社会的事業の起業を行うこと」の条件が若干難しいですね。

事業を継承する場合の条件は?

事業を継承する場合は、以下3つの条件を全て満たすことが求められています。

  • 東京圏以外の道府県又は東京圏の 条件不利地域において、Society5.0関連業種等の付加価値の高い分野で、社会的事業を 事業承継又は第二創業により実施すること。
  • 国の交付決定日以降、補助事業期間完了日までに、事業承継又は第二創業を行うもの。
  • 本事業を行う都道府県内に居住していること、又は居住する予定であること。東京圏以外の道府県又は東京圏内の 条件不利地域において社会的事業の起業を行うこと。
引用:内閣官房・内閣府統合サイト

1つ目の条件にある「Society5.0関連業種等の付加価値の高い分野で、社会的事業を事業承継・第二創業すること」の条件がよくわからないですよね。

2つ目の条件については、個人開業届だけでもOKなので、それほどハードルは高くないように思います。

3つ目の条件については、そもそも地方移住が前提なので、こちらは特に問題ないですね。

社会的事業とは・・・?

そもそも社会的事業とはなんでしょうか?国のホームページでは、

地域の課題に取り組む「社会性」「事業性」「必要性」の観点をもった起業

引用:内閣官房・内閣府総合サイト「地方創生」

と定義されています。

具体的には、子育て支援や地域産品を活用する飲食店、買い物弱者支援、まちづくり推進など、地域の課題やニーズに応じた幅広いものが想定されています。

なお、実際にその事業を支援対象とするかどうかは、提出した事業計画などを都道府県が委託した団体などによる評価で変わるようなので、一概にこの事業ならOK!という類のものではないようです。

こちらに関しては、個別ケースになりますので、各自治体のホームページを参考に申請を検討してみてください。

まとめ

この記事では「地方移住支援制度」の概要や受給条件・支援内容についてご紹介しました。

特に移住支援金については、多少申請の手間はありますが、条件さえ当てはまれば、申請書を提出するだけで100万円超を受給することができます。

東京圏からの地方移住を検討されている方・移住されて1年以内の方は、ぜひ申請をご検討ください。

なお、この事業は2024年度で終了する予定ですので、早めに申請を検討してみてください!

皆様の二拠点生活の参考になれば幸いです!

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この記事を書いた人

二拠点生活をテーマに情報発信しています。

現在は一般企業でエンジニアとして働きながら、二つの拠点で妻と5歳男子の三人で暮らしています。

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